耐震施工について
当社では、墓石耐震設計の検証をさまざまな角度から独自に行い、墓石に対する「強度」と「耐久性」を十分に考慮した耐震技術を導入しております。
一般的な施工例に基づいて、以下のポイントをご説明いたします。
- 墓所を掘削し、軟弱な地盤を補強するために栗杭を打ちます。
- 砕石を敷き詰め、ランマなどを使って地盤を固めます。
- 基礎工事の沈下・割れを防ぐ為に基礎工事内部に鉄筋を敷き詰めます。
- 石と石の繋ぎ目をステンレスの金具で補強し、目地割れを防ぎます。
- 外柵内部にコンクリートを打設し、内部の強度を高めます。
- 納骨堂内に川砂を敷き詰め、内部を綺麗な状態にします。
基礎工事
墓所を掘削し、栗杭を用いて地盤を補強します。
まずは墓所の掘削作業から始まります。バックホーン等の重機を使用して地面を掘削し、基礎工事の準備をします。(掘削の深さや方法は現地状況によって異なります。)
現在お骨などが埋まっている場所を掘削する場合には、重機ではなく、スコップ等を使用した手作業での掘削作業になる事もあります。
杭打ち
次に地盤を安定させる(地盤沈下を防ぐ)ため栗杭を打ち込みます。当社では、コンクリート杭ではなく、硬く腐りにくい栗杭を採用しています。
土に馴染まず劣化しやすいコンクリート杭に対し、栗杭は腐ることなく土の下で安定し地盤を支えるので、地盤沈下による墓石の傾きを防ぐことができます。昔のお城のお堀や土台に使用されていた事からも、その安定性がうかがえます。
砕石を敷き詰め、ランマなどを使って地盤を固めます。
砕石を敷き詰めて填圧作業を行い、更に地盤を固めます。
基礎工事の沈下・割れを防ぐ為に基礎工事内部に鉄筋を敷き詰めます。
基礎の下準備が完成したら、敷地に合わせて型枠を作成し、中にコンクリート割れを防ぐ為の鉄筋を入れます。このときの仕上がりが悪いと、後で基礎コンクリートが割れてしまう事があるため、慎重に作業します。
生コンクリート打設
次にコンクリートを打設します。仕上がりにムラがある手練りのコンクリートは使用せず、均一に混ざった生コンクリートを使用します。バイブレータを使って隅々までコンクリートを行き渡らせます。
石組み工事
石と石の繋ぎ目をステンレスの金具で補強し、目地割れを防ぎます。
基礎工事が完成したら、石組み作業をはじめます。墓石の土台となる外柵※を、墓石耐震用のコーキング材を使用して接着しながら組み立てていきます。
このとき、墓石倒壊の原因にもなる目地離れを防ぐため、アンカーとステンレス金具で石同士を固定します。
※外柵=石塔の周りに組む土台石。門柱・根石・羽目など。
外柵内部にコンクリートを打設し、内部の強度を高めます。
敷石の沈下を防ぐように、外柵内部にも鉄筋を入れて生コンクリートを敷き詰めます。コンクリートが乾いたら、その上に石張りをして外柵を仕上げます。
納骨堂内に川砂を敷き詰め、内部を綺麗な状態にします。
耐震技術を用いて石塔を設置します。
外柵が完成したら、石塔の設置工事に移ります。墓石耐震用のコーキング材を使用して、下から順に竿石まで組み立てていきながら、石塔内部にオリジナル耐震棒を設置します。最後に仕上げを施して、墓石完成となります。
オリジナル耐震棒って?
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オリジナル耐震棒とは、無垢ステンレス中心棒の事です。下台から竿石までの接着を、このオリジナル耐震棒が更に強固にするので、墓石が地震に遭ったり雪に押されたりした場合でも、ズレや倒壊の心配がなく安心です。
上記内容は一例です。宗派、地域によって彫刻内容、設置内容などが異なります。それにより、購入から完成までの順番も変わってくる事がございます。
当社の担当者がお客様1人1人に合ったプランを無料でご提案致しますので、気になった点、不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
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墓所を掘削し、栗杭を用いて地盤を補強します。
まずは墓所の掘削作業から始まります。バックホーン等の重機を使用して地面を掘削し、基礎工事の準備をします。(掘削の深さや方法は現地状況によって異なります。)
現在お骨などが埋まっている場所を掘削する場合には、重機ではなく、スコップ等を使用した手作業での掘削作業になる事もあります。
杭打ち
次に地盤を安定させる(地盤沈下を防ぐ)ため栗杭を打ち込みます。当社では、コンクリート杭ではなく、硬く腐りにくい栗杭を採用しています。
土に馴染まず劣化しやすいコンクリート杭に対し、栗杭は腐ることなく土の下で安定し地盤を支えるので、地盤沈下による墓石の傾きを防ぐことができます。昔のお城のお堀や土台に使用されていた事からも、その安定性がうかがえます。
砕石を敷き詰め、ランマなどを使って地盤を固めます。
砕石を敷き詰めて填圧作業を行い、更に地盤を固めます。
基礎工事の沈下・割れを防ぐ為に基礎工事内部に鉄筋を敷き詰めます。
基礎の下準備が完成したら、敷地に合わせて型枠を作成し、中にコンクリート割れを防ぐ為の鉄筋を入れます。このときの仕上がりが悪いと、後で基礎コンクリートが割れてしまう事があるため、慎重に作業します。
生コンクリート打設
次にコンクリートを打設します。仕上がりにムラがある手練りのコンクリートは使用せず、均一に混ざった生コンクリートを使用します。バイブレータを使って隅々までコンクリートを行き渡らせます。
石と石の繋ぎ目をステンレスの金具で補強し、目地割れを防ぎます。
基礎工事が完成したら、石組み作業をはじめます。墓石の土台となる外柵※を、墓石耐震用のコーキング材を使用して接着しながら組み立てていきます。
このとき、墓石倒壊の原因にもなる目地離れを防ぐため、アンカーとステンレス金具で石同士を固定します。
※外柵=石塔の周りに組む土台石。門柱・根石・羽目など。
外柵内部にコンクリートを打設し、内部の強度を高めます。
敷石の沈下を防ぐように、外柵内部にも鉄筋を入れて生コンクリートを敷き詰めます。コンクリートが乾いたら、その上に石張りをして外柵を仕上げます。
納骨堂内に川砂を敷き詰め、内部を綺麗な状態にします。
耐震技術を用いて石塔を設置します。
外柵が完成したら、石塔の設置工事に移ります。墓石耐震用のコーキング材を使用して、下から順に竿石まで組み立てていきながら、石塔内部にオリジナル耐震棒を設置します。最後に仕上げを施して、墓石完成となります。
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オリジナル耐震棒とは、無垢ステンレス中心棒の事です。下台から竿石までの接着を、このオリジナル耐震棒が更に強固にするので、墓石が地震に遭ったり雪に押されたりした場合でも、ズレや倒壊の心配がなく安心です。
上記内容は一例です。宗派、地域によって彫刻内容、設置内容などが異なります。それにより、購入から完成までの順番も変わってくる事がございます。
当社の担当者がお客様1人1人に合ったプランを無料でご提案致しますので、気になった点、不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。